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第17回アマチュア修斗選手権大会

[千葉] [松戸] [柏] ニュース 松根レポート 特集 試合結果 Updated:2010年9月15日 16:30 松根良太  | コメント(1)

≪試合結果≫

バンタム級
三位・呑谷尚平(リバーサル)
ベスト8・三浦良介(千葉)

フェザー級
三位・佐久間健太(柏)
ベスト8・木暮聡(リバーサル)

ウェルター級
三位・藤田博明(松戸)
ベスト8・狩俣元昭(柏)


 2010年9月5日、小田原、毎年行われるアマチュア修斗の最高峰、全日本アマチュア修斗選手権大会が行われました。

 今年は優勝者がいなかったものの、5人の選手が協会の推薦を経て、ISCの許可が下りプロ昇格が認められました。5人もの選手が上がれる事は今までのパラエストラ千葉ネットワーク史上最多でのプロ昇格となりました。ジムとして指導員として非常に嬉しい事です。
ですが、優勝出来なかったということはそれよりも強い人間がいたという事、またプロに上がればそれぞれの選手より一層キャリアのある強い選手しかいないリングに上がるという事、これからの練習がいかに大事かプロに上がって泣かないために一層厳しい練習をしなければいけないという事を考えると辛い事もこれから沢山あります。
 結果こそまずまずでしたが、今回はアマチュア修斗の卒業、長いアマチュア生活をしてた者達が立派になってプロのリングに上がる資格が下りましたので、ひとりひとり馴れ初めや思い出を簡単に綴っていきたいと思います。


バンタム級、呑谷尚平、大阪から上京して3年前にリバーサルジムに入会しました。 『関西にもジムは色々あるのになんでこっちにきたの?』ときくと『むこうにいたら甘えて遊んだりしちゃうから、誰もいないとこで格闘技をやりたいと思って』と確固たる決意をもった気持ちの強い呑谷、練習試合をして負けてしまったときなどは非常に悔しさを残すことのできる負けず嫌いな一面もあります。最近ではパラエストラ松戸や東京など週に1、2回の出稽古は欠かさない努力のできる人間です。

今回は中部選手権を優勝して2回目の全日本選手権出場、1回戦さしてテイクダウンパスマウント極めにかかるがタイムアップ、続く2回戦足関節をとことん狙う相手に対し打撃をとりつつ上とってパスマウント、徹底した試合運びで勝利、続く準決勝は腰の強い相手に対しテイクダウンをとれず打撃で微差をとられ敗退しました。

教えた事をしっかりと吸収できる呑谷は去年の全日本おわりで、とくにここ1年非常に成長しました。これからは大阪から単身出てきてずっと夢に見ていたプロの世界。この練習を継続して、成長をとどめることなく、プロの世界で頑張ってもらいたいです。


今年二十歳と今回のパラエストラ千葉ネットワークでは最年少の三浦良介、修斗を始めたのは高校生のころからで、打撃に寝技に全身バネがあり、運動神経抜群の天才肌。

一昨年の全日本は一回戦負け、去年は出場停止期間があり、今年は北陸選手権を優勝して全日本に出場となりました。

一回戦、打撃から四つに組んでスルリとバックへ、そのままチョークをきめて2回戦、相手と打撃の攻防の中、さしてどちらもテイクダウンをとれず、そんな攻防が続き、ポイント同点、旗判定により僅差の判定負け。
相手がそのまま優勝したから、本人も悔しいとおもうけれどそれが実力、その悔しさを胸にプロのリングで爆発してほしいと思います。
自分も指導員をして10年位になり色々な選手を見てきましたが、センスのある人間は格闘家において一番大事なことを怠ってしまう傾向が見られることが多いです。
ひとつのことをしっかりやることによってその才能は爆発するとおもいます。
これからの自分次第、がんばれ三浦。

フェザー級、佐久間健太、良いとこの大学出なのに就職の道を選ばず修斗の道を選んだ異色の選手。
はじめの頃は怖いもの知らずでガンガン試合をこなすが練習量が足りなく負けたりしたこともありました。
佐久間は運動神経もあり、努力も出来る人間、キャリアも長く数々の大会で準優勝しますが、ここぞと言うときに負けてしまいました。・・が今回もプロ間近という感じで迎えた全日本。

一回戦パンチテイクダウンパス、二回戦パンチテイクダウンパス、盤石の勝ち方で準決勝に進出。佐久間はパンチ、テイクダウン、極めと瞬発力が強く、攻撃力が非常に高い選手、そういった選手は先に動けば大概の試合は勝利に繋がるはず。しかし毎年のこと、フェザー級はレベルが非常に高い、一度は勝利しているものの、そんな階級を優勝した強豪に先に先に攻められてしまいポイント敗退。この試合は悔しかった!大事な事は気持ちの部分、格闘技は突き詰めるとやっぱり気持ちが一番大事です。佐久間位の選手は確固たる気持ちがあれば大抵の選手には勝てるはず。それは本人が一番わかってること。すでに新人王までの試合や練習の予定はたっている模様。プライドの高い佐久間、リベンジはプロのリングで!

ジムが出来てから5年目、リバーサルジムの修斗を引っ張ってきた木暮聡、学生時代にやっていた空手を主体に修斗の道に入りました。アマチュアデビューは3連敗、だけどそれに腐らず日々頑張ってきた木暮は次の試合から破竹の9連勝。その後、全日本も2回出場したけれど結果を出せず、今回が3度目の全日本。

一回戦、今年アマチュア修斗の試合を一番こなしてきた経験豊富な選手との試合、打撃主体のスタイルの木暮はいままでテイクダウンをされて負ける事が多かったけれど、さしの練習もしっかりこなしてきた木暮はテイクダウンこそとれなかったものの、今回はさしでも全くくみ負けず、打撃で終始おしてポイント勝ち、二回戦ガッツマンのホープの選手に、打撃にテイクダウンに常に動く試合を展開、ポイント微差で敗退しました。
一回戦同様、常に前に前に攻め続けた試合は自分の実力を最大限に発揮できた、とても良い試合でした。
緊張感というものは人を成長させる。試合は誰もが緊張するもの、それはその試合を大事に思っているからこそのこと。色々な選手がいるけれど木暮は特にここ一番で緊張が非常に強いです。
思い入れが強く、それだけ夢を大事に考えている、だからこそ夢を叶えた時は大泣きしています。緊張感は大事なものだけれど、自分に自信を持つこと、確信に変えることができれば試合に対する気持ちと緊張感との均衡がうまく保てて試合でより良い動きに変わることとおもいます。高校時代から続けている空手、今続けている修斗、木暮の経験はたいしたもの、自信を持ってプロでの試合に挑んでほしいと思います。

ウェルター級、藤田博明、かれこれ一番初めて出会ったのは藤田がまだ17歳の頃でした。プロレスが好きでプロレスのジムとパレストラ松戸どちらに入会するか考えた結果、単純に強くなれそうだから、とパレストラ松戸に入会し、修斗の道に入りました。
プロレスごっこの延長で始めた格闘技はやはりはじめは趣味程度のものだったけど、長年の練習の日々でいつからかプロシューターに、と修斗でプロになる事が目標になっていきました。


夢にみていた全日本一回戦は九州大会を優勝してきた未知の選手。得意のさしからのテイクダウン、押さえ込み、ここ最近結果の出ていなかった藤田が改心の勝利。
2回戦は、強豪選手ひしめく関東選手権を優勝した優勝候補との戦い。
打撃では首相撲、テイクダウンでは横捨て身、寝技の得意な相手の攻撃を防いで見事準決勝進出。迎えた準決勝では、タックルにいくがうまく返されフロントチョークをもらい、STFのホープ選手に攻める時間なく敗れてしまいました。
藤田はこんな風貌だけれど、非常に優しい性格の持ち主、練習でも後輩にやらせてあげたりする事もよくあり、プロレスが好きだからか、優しいからか、試合でも先に攻められてやられる事が多々ありました。そんな短所を埋めて今回は一回戦二回戦ともに先に攻め勝利、準決勝ではらしい負けかたをしてしまいましたが、大分また成長が見られたトーナメントでした。
優しさに、不器用でバカな部分兼ね備えた藤田は松戸の誰からも愛されている生徒。そんな藤田はこの間8月31日に誕生日を迎えて28歳になりました。修斗を初めて11年、藤田との思い出も沢山あってつきることがありません、今でもまだあの藤田がプロ修斗のリングに上がるのかと不思議な感じはしますが、立派に夢を叶えました。
昨年の鈴木淑徳同様、非常に感慨深く、また感動しました。
とりあえず目指すは新人王トーナメント優勝、非常にたのしみです。

この5人は全日本も何度か経験してきて、頑張ってきました、苦労してきた、だからこそまだまだこれから、志は高い方がいい、それぞれが夢にみていたプロ修斗のリング、みんながみんなチャンピオンを目指して頑張ってほしいです。




コメント(1)

I’d come to bury the hatchet with you on this. Which is not something I typically do! I enjoy reading a post that will make people think. Also, thanks for allowing me to comment!

Athena Delabarre  | 2010年12月 6日 12:03

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